2005-04-16から1日間の記事一覧

中間確認の訴え

●意義 訴訟係属中に,訴訟物の権利に先立つ権利・法律関係の確認を求める訴え(145条)。 ♪趣旨 ♪先立つ権利・法律関係に既判力を認める ▲要件 複雑請求の一般的要件(136条)+ 1 △先立つ権利・法律関係である 2 △確認請求である もし,本来の請求が取り…

反訴

●意義 継続中の本訴の手続き内で,被告が原告を相手方として継続中の本訴との併合審理を求める訴え(146条)。 単純反訴と予備的反訴がある。 ▲要件 1 △本訴請求または防御方法との関連(146条1項) 1) 本訴請求 =両請求が内容・発生原因において法律上・…

訴えの変更

●意義 原告が訴訟係属中に請求の趣旨または原因を変更すること(143条)。 訴えの追加的変更,交換的変更がある。 ○訴えの追加的変更 :旧請求を維持しつつ,新請求を加えること ○訴えの交換的変更 :旧請求に代えて,新請求を提起すること =訴えの取り下げ…

訴えの客観的併合

●意義 ○狭義(固有の訴え客観的併合) :1人の原告が1人の被告に対して当初から1つの訴えで複数の請求をすること(136条) ○広義(請求の併合) :訴えの提起後に請求の併合をすること ・訴えの変更(143条) ・反訴(146条) ・中間確認の訴え(145条) ・…