少額訴訟手続

民事訴訟法

● 意義

小規模な訴訟において，簡易な手続で紛争解決を目指す方法（民訴法6編＝368条〜381条）。

  • 原則

・反訴禁止（369条）
・1期日審理の原則（370条）
・証拠調べの即時性（371条）
・証人尋問の適当性（372条）
・判決はすぐ言い渡す（374条）
　　　調書判決可能（2項→254条2項）
　　　支払猶予・分割払いOK（375条）
・控訴禁止（377条）
　　　異議はOK（378条）ｂ


▲ 要件

△60万円以下の金銭の支払いを求める請求（368条1項本文）
△1人1年10回以内（368条1項但書→規則）


■ 通常手続への移行

□原告の手続選択権（368条1項）
□被告の移行申述権（373条1項）
□裁判所の移行決定（373条3項）